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助成概要
募集終了
専門工事業PR助成金
建設産業の担い手を確保するために行う採用広報の取り組みへの助成金
若手建設技術社員・
技能労働者育成助成金
建設技術社員や技能労働者の若手育成・定着を図る取り組みへの助成金
応募団体の要件 専門工事会社及びそのグループ・団体

※ただし、次のいずれかに該当する場合は除く。(グループ・団体は本財団で判断)
(1)本財団より前々年度または前年度に助成を受けた会社
(2)常時使用する従業員数が300人以上の会社
(3)発行済株式の総数または出資金額の総額の2分の1以上を同一の大企業が所有する会社

助成期間 原則として2025年4月1日〜2026年3月31日
助成金額 上限100万円/件(総額 1,000万円、件数は計10件程度を予定)
募集期間 2025年4月7日 ~ 7月28日 結果通知 2025年9月後半
助成対象費用  助成対象となる取り組みを行うために直接必要な費用と本財団が判断したもので、
助成対象者が原則として2025年4月から2026年4月までに支払ったもの

※助成対象外となる経費の例
 ・社員人件費
 ・事業所として恒常的に使用する場所の賃借料や水道光熱費等
 ・事業所で恒常的に使用する什器備品等の購入費等
 ・領収書がない等により使途が不明なもの

留意点 お早めに事前相談されることをお勧めします。遠慮なく事務局へご連絡ください。
応募方法
募集要項
応募書類 ①助成申込書( 指定書式(xlsx)
②取組内容が分かる説明資料(書式自由)
③取組費用の内訳がわかる資料(見積書や業務委託契約書等)
④法人登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
⑤法人の概要を示す資料(会社案内、事業経歴書等)
⑥前期の事業報告書及び決算書類

※①はExcelデータとPDFデータ、②~⑥はPDFデータ

提出方法
よくある質問
Q
取り組みがどちらの助成金も対象になるのですが、どちらで応募したらよいでしょうか?
A
事務局が内容を伺ってどちらか一方に決めさせていただきます。
Q
すでに着手している取り組みも対象になりますか?
A
はい、応募時点で完了していなければ対象になります。
Q
どのような費用が助成対象になりますか?
A
取り組みに直接必要な費用と本財団が判断したものです。社員人件費や他の用途にも使用できるパソコン等購入費は対象外です。
Q
一度助成を受けたのですが、再度申し込めますか?
A
助成を受けた翌年度、翌々年度は申し込めませんが、その次の年以降であれば助成金の種類を問わず申し込めます。
Q
例年、何件くらい応募がありますか?
A
両助成金合わせて十数件程度です。
Q
提出書類の作成は面倒ではありませんか?
A
一般的な助成金に比べて提出書類の簡素化が図られており、また事務局が丁寧に支援しますので心配ありません。社長自ら作成されている企業もたくさんあります。
Q
選考基準に「創意工夫があるか」とありますが、具体的にどういうことを求めていますか?
A
貴社内でよく取組内容を揉んでいるかを見させていただいています。他社事例をマネするだけや外注丸投げは創意工夫が無いと見なされます。
Q
事前相談をすることができますか?
A
はい。応募をご検討の場合はどうぞご活用ください。
2024年度選後評
 今年度は専門工事業PR助成金(以下、PR助成金という)に5件、若手建設技術社員・技能労働者育成助成金(以下、育成助成金という)に4件の応募があり、選考の結果、全件を採択し、助成総額は約880万円となりました。応募数がこれまでの5年間で最も少なかったのですが、どの取り組みも各企業・団体においてよく検討された内容であり、真剣度が伝わってきました。
 PR助成金では採用専用ホームページや動画の制作に止まらず、先生や保護者へのアプロ―チを見直すものや社内風土の改革に及ぶものもあり、採用のために必要なことを洗い出して取り組むという手法が多く取られていました。
 一方、育成助成金では若手社員の育成は現場の生産性向上に繋がるだけではなく、定着率の向上や応募者の増加にも効果があるという観点から育成制度に加えて技能訓練設備の整備に取り組む企業が増えました。
 いずれの傾向も効果が見込めるという点で好ましく、これらの取り組みが継続され、さらに専門工事業界において広がることを期待します。
2024年度助成先一覧
専門工事業PR助成金
法人・団体名 主な業種 活動テーマ 活動内容
みちのく興業株式会社
(青森県)
内装仕上工事業 自ら職人の新卒採用に乗り出して現場の担い手確保!  協力業者による若手の採用が難しいと判断し、自社で職人を採用する方針に切り替えた。定期的に高校を訪問し、生徒が就業イメージを持ちやすいよう、会社案内動画のYouTube公開やホームページのリニューアル、保護者向けパンフレットの制作など、さまざまな企業PRに取り組んだ。
城東開発株式会社
(愛媛県)
解体工事業 会社のイメージアップと環境保全啓発の絵本制作  環境意識の高い若手人材を獲得するため環境に配慮する企業であることを認知してもらいたいと考えて、建設リサイクルをテーマにした絵本を制作。絵本はホームページやSNSで公開するほか、会社説明会や環境イベントで配付した。
株式会社サンエーテック
(宮城県)
鉄筋工事業 鉄筋工事業のPR、担い手確保のための動画制作及びホームページでの広報  入社前に鉄筋工の仕事や会社の雰囲気を知ってもらうため、動画を制作し、YouTubeで公開した。あわせてホームページを全面リニューアルし、リクルート専用サイトを新設。制作した動画も同サイトに掲載した。
株式会社加藤鉄筋工業
(静岡県)
鉄筋工事業 若手社員募集に向けた魅力的な会社作りへの取り組み  若者に選ばれる企業を目指し、社内の一体感を高めるために意見交換会や研修、ユニフォームの制作に取り組んだ。また、ホームページを刷新し、採用サイトを開設。若者の感性を取り入れるため、地元高校にデザインを依頼し、キャラクターを制定した。
関東建設インテリア事業協同組合
(東京都)
業界団体・任意団体 第35回ジェイシフ全国技能競技大会開催  内装仕上技能者の技術・技能向上に資するため全国技能競技大会を実施。国際見本市の会場で開催し多くの方に見てもらった。同時に、競技で使用した機材を活用して学生向けの内装仕上施工体験会も行い、仕事の魅力をアピールした。
若手建設技術社員・技能労働者育成助成金
法人・団体名 主な業種 活動テーマ 活動内容
株式会社会和工務店
(福島県)
とび・土工工事業 若手社員(技能労働者)育成用作業手順動画の制作  会社敷地内に研修エリアを設け、若手社員を対象に基本作業の教育を行った。その様子を撮影し、動画マニュアルを制作。動画マニュアルは管理ソフトに登録し、必要なときにいつでも閲覧できるようにした。
株式会社ヤマコン
(山形県)
コンクリート圧送 第7回ヤマコン技能五輪大会の準備・開催  工務職員の技能向上のため社内技能オリンピックを開催。記録した写真や映像は、採用説明会での仕事・会社紹介に活用したほか、SNSでも発信し、募集ツールとして利用した。
博多装工株式会社
(福岡県)
内装仕上工事業 技能工の正社員雇用育成  新卒入社者や若手中途入社者、技能実習生の早期戦力化と定着を図るため、これまで整備してきた社内の技能訓練設備をさらに充実させた。各種の技能検定台も揃え、社員の多能工化を計画的に進めた。
第一サッシ工業株式会社
(千葉県)
金属工事業 サッシ製品製造のための労働環境整備プロジェクト  新入社員や技能実習生に早く仕事を身につけてもらうため、いつでも作業手順を確認できるよう、サッシや門扉のミニ見本を製作し社内に設置した。さらに、そのミニ見本を使って製品の構造や作業手順に関する講習も行った。

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